当院では完全予約制、自費診療にて病理診断に関するご相談、セカンドオピニオン外来を行っております。


病理診断報告書に記載してある内容に関してわからない点をゆっくり相談したい、診断が正しいのかどうか不安、など様々なご相談ケースがあると想定されますが、セカンドオピニオンに関しましては明らかに癌の見落としがある、あるいは治療に大きく関わる部分の判断が明らかに間違っているなどのケースを除き、口頭での説明のみとなります。病理診断では実際には連続的なものをlow gradeかhigh gradeか、1か2か3かのようにあたかも別なもののように記載しなければならないことが多々あるため、その境界付近の病変については完全に診断者間一致が得られることはないからです。また臨床情報(経過や臨床検査データ、内視鏡画像、放射線画像等)は正しい病理診断に不可欠であり、病理標本のみからでは必ずしも正しい1つの診断を導きだせるわけではない点にもご留意ください。

当院のセカンドオピニオン外来は、病理診断の結果から最善の医療を選択することが目的であるため、既に亡くなられた方の生前の病理診断や、転移再発後の初回病理診断の見直しなど、医療事故訴訟を起こすことが目的になり得るご相談についてはお断りさせて頂くことがございます。また不正にがん保険金給付を受けるための相談などは固くお断りさせて頂きます。

診療時間は平日21:00-24:00としておりますが、予約外来に関してましてはご相談の上、それ以外の時間帯にも対応致します。お電話あるいはホームページのお問い合わせフォームから事前にご相談ください。

自費診療 ¥8,800(税込み)/30分(一枠) 
持参された標本の鏡検と病理診断解説(口頭)、他院の病理診断報告書の解説等

文書作成料 病理組織診断書に類する報告書 ¥11,000(税込み)/症例

      診療情報提供書に類する文書 ¥5,500(税込み)/一通